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2024.05.27

簡単にできるWebアクセシビリティ

簡単にできるWebアクセスシビリティのバナー画像

webアクセシビリティとは?

"ウェブアクセシビリティは、利用者の障害の有無やその程度、年齢や利用環境にかかわらず、ウェブで提供

されている情報やサービスを利用できること、またはその到達度を意味しています。様々な利用者が、いろい

ろなデバイスや環境からウェブにアクセスすることが当たり前になっている今、ウェブの利用方法の多様化に

応えるアプローチのひとつがウェブアクセシビリティともいえます。"

デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」より

Webアクセシビリティを高めることで、全てのユーザーにとって使いやすいサイトになります。そうすることで、ユーザーの満足度が向上し、サイトの滞在時間の延長や再訪率の向上が期待できます。
また、Webアクセシビリティの高いサイトは、検索エンジンにも評価されやすくなります。そのため、SEO対策としても効果的です!

では、どのようにしてWebサイトのアクセシビリティを高めたら良いのでしょうか?

  

アクセシビリティを高めるためのポイント

①代替テキスト(Altテキスト)の追加

画像に適切な代替テキストを設定することで、スクリーンリーダー(視覚障害のある人や読み書きに困難を抱える人がコンピュータやモバイルデバイスを利用するための支援技術)が画像の内容を音声で説明できます。

画像説明のイメージ図

②見出しの適切な使用

  • 見出しタグ(h1, h2, h3など)を使って、コンテンツの構造を分かりやすくします。
  • 見出しは順序を守って使用し、h1はページの主題、h2はセクションの見出し、h3はサブセクションなど、適切に階層化します。

③リンクテキストの工夫

  • 「ここをクリック」ではなく、リンク先の内容を具体的に示すリンクテキストを使用します。

  • 例:「お問い合わせページを確認する」など。

④コントラストの確保

テキストと背景のコントラストを十分に高くし、視認性を高めます。

⑤フォームのラベル説明

  • フォームフィールドには必ずラベルを付け、ユーザーが入力すべき内容を明確にします。
    (お名前・メールアドレスなど、その項目が何の入力項目なのか分かるように名前を付けましょう。)
  • プレスホルダーやフィールドの下に説明を追加することも有効です。
フォームラベルの説明画像

パスワードなど入力形式(全角・半角)、文字数、使用できる文字の制限等でエラーが起きるようなものは、入力する前に利用者が確認できるように説明書きがあるとよりユーザーに優しいです。

⑥字幕付き動画の埋め込み

動画には字幕を追加し、聴覚障害者が内容を理解できるようにします。

⑦レスポンシブデザインの採用

パソコンやスマートフォン、タブレットとどのデバイスから見ても見やすいデザインにします。

どれも簡単に設定できるものなので皆さんもやってみて下さい。

Webアクセシビリティを高めて、誰もが利用しやすいホームページを目指していきましょう!

株式会社クラカズコミュニケーションズ

ホームページ担当

この記事を書いた人

株式会社クラカズコミュニケーションズは、平成元年(1989年)より山口県防府市に本社を構えるIT企業です。パソコン修理・販売からITコンサルタント、WEB制作、デジタルレクチャーまで幅広いサービスを提供しています。

こうちやまイメージ画像

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